中高年になると、何もしないでいると体がどんどん衰えてきます。
体力面だけではありません。
子供の時は何事においても成長が著しいですが、中高年になると衰えるばかりで「成長」なんてほとんどできないと思っている人が多いのではないでしょうか。
 
しかし一方で高齢になっても、いつも若々しく、どんどん進化成長していく人が少なからずいます。
80歳でも陸上で記録を更新し続けるおばあさん、
90歳になっても新しいものをどんどん発明するおじいさん、
この方達は普通のおじいさんやおばあさんといったい何が違うのでしょうか?
子供は色々なことを短期間で吸収できるのに、中高年になるとそういった成長まで止まってしまうのはなぜでしょうか?
 
最近、友人からお孫さんの動画を見せてもらいました。
まだわずか1歳半の男の子なのですが、元気いっぱい遊んでいる動画です。
動画の中ではすべり台を何度も何度も滑っている様子が写っていて、友人は「今までは危なっかしくてしょうがなかったけど、最近やっと上手にすべれるようになったの」と喜んでいました。
 
自分の高さの2倍以上の高さがあるすべり台。最初は登ろうとしてもまったく登ることができなかったはずです。それがなぜ短期間で滑れるようになってしまうんだろうと考えた時、なるほどと思いました。
 
それは、子供は「失敗しても何度も何度もチャレンジする」からです。
「初めてのものに対しても物怖じせず果敢にチェレンジする」からです。
そして「決してあきらめない」からです。
 
それに対して私たち大人はどうでしょう?
たった一度の失敗でさえ、くじけてしまってチャレンジをあきらめてしまうことがあります。
初めてのことに対しては慎重になりすぎるところがあります。
 
子供の頃と比べて、大人になると、
「初めてのものでもチャレンジする勇気」
「失敗しても何度もチャレンジする勇気」
が圧倒的になくなってきているのではないでしょうか?
 
これは高齢であればあるほど顕著なような気がします。
歳を重ねるごとに経験値も増え、その分より保守的になってしまうからかもしれません。
でもそれだと高齢になるほど「成長できない」という事になってしまいます。
 
一方で、先に上げたいつも若々しいおじいさんやおばあさんは、年をとっても新しいことにチャレンジし続けているし、何度失敗しても成功するまでやり続けるマインドを持っているからこそ、進化成長できるのでしょう。
 
私たち中高年の大人が劇的に成長するには、
「チャレンジする勇気」が絶対的に必要です。
 
新しいことにチャレンジする勇気、失敗しても成功するまでチャレンジし続ける勇気があれば、子供の頃と同じようにとまではいかなくても、少なくとも同年代の他の人よりも圧倒的に成長できるようになるでしょう。
 
どれだけ年をとっても日々成長していけるように、勇気を持ってチャレンジし続けていきましょう!
 
 
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