「劣等感」より「劣等コンプレックス」が問題

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あなたは何かしらの「劣等感」を
持っていますか?

 

正直言うと、私は今でも
いろんな劣等感を抱えて生きています。

でも、劣等感自体は、
それほど悪いものではないようです。

 

ある本に劣等感について
興味深いことが書かれていました。

 

大ベストセラーになった本で、
ご存知も方も多いと思います。

 

この本では「劣等感」について、
こんな風に書かれていました。

 

「劣等感自体は悪くない。
自分の成長の促進剤となるから。」

「しかし、劣等感からネガティブな思考
に発展するとそれが逆効果になる」

 

劣等感とは、単純に、

「自分が人よりも劣っているという感じ」

です。

 

たとえば、

「自分は人よりも○○が苦手だから
努力してもっと上手くなろう」

というのは「正常な劣等感」です。

劣等感が努力と成長を促します。

 

ですが一方で、劣等感から、
こう考える人もいます。

「私は○○が苦手だから、
○○なんてできるわけがない」

「私は○○が苦手だから、
どうせ頑張ったってできっこない」

 

たとえば、

「私は学歴が低いから成功できない」

「私は容姿が悪いから結婚できない」

など。

 

「Aであるから、Bできない」

という論理を振りかざします。

 

つまり、劣等感をもとに、
「やる前からあきらめる」という
ネガティブ思考になってしまうんです。

こういう思考は「正常な劣等感」と
180度違ったマイナスの結果を生み出します。

 

これを「嫌われる勇気」の中では、
「劣等コンプレックス」と呼んでいます。

 

『劣等感』は、
努力や成長を促すきっかけになりえる。

一方『劣等コンプレックス』とは、
『自らの劣等感をある種の言い訳に使い始めた状態』
のことを指している。

 

「劣等感」と「劣等コンプレックス」

この違いを理解することは、
とても大事です。

 

あなたがもし、
なかなか行動できないのであれば、
この「劣等コンプレックス」が
原因かもしれません。

 

「引きこもりだから
社会に出てもうまくいかない」

「引きこもりだから、
頑張ったって幸せになんてなれない」

「うつ病だから、いまさら
まともな仕事にはつけない」

「この年齢でまともな職歴がないから、
誰にも相手にされない」

 

無意識にこういう言い訳を
自分にしてしまう結果、

「どうせ行動したって・・・」

と何も行動しない。

 

「嫌われる勇気」の中では、
さらに突っ込んだことを言っています。

 

『私は学歴が低いから成功できない』

と考えているとすれば、それは、

『成功できない』のではなく、

『成功したくない』のだと

考えなければなりません。

 

これを、引きこもりで例えてみると、
引きこもりから脱出したいと思っていても、
心の奥底では、

「脱出したってうまくいかないから、

辛い思いをするだけだから・・・

脱出したくない。

今のままの方がまだマシ。」

と思っているのかもしれないということです。

 

さらに言い換えれば、

「変わりたくない」

「ライフスタイルを変える勇気がない」

「今のままの方が楽」

というのが本音なのかもしれません。

 

「なぜ自分は動けないのか」

もう一度よく考えてみてください。

 

単なる「劣等感」ではなく、
「劣等コンプレックス」が
原因かもしれません。

 

私自身の過去を振り返ってみても、
自分が変われなくて苦しんでいた時期は、
劣等コンプレックスだらけでした。

行動を起こすことが
なかなかできませんでした。

 

本当は行動したくない。
行動したってどうせ無理だと思ってる。

こんな意識だから、
たとえ無理やり行動を起こしても、
長続きしませんでした。

 

では、行動できない原因が、
劣等コンプレックスだったら、
どう対処すればいいんでしょうか?

 

私は、コンプレックスの元になっている、
「自分の本当の気持ち」を
受け入れることが大事だと思います。

 

私のケースで考えれば、

「本当は引きこもりから脱出したくない。

外に出たらまた傷つくし、
苦しい思いをするのがわかってるから。

散々苦しい思いをしてきたから。

だったら今のままの方がいい。」

という気持ちが本心でした。

 

だから、まずはその自分の本心を、
そのまま受け入れました。

 

いちばん大切な人の悩みを、
親身に聞いてあげるように。

自分自身に親身になって、
本当の気持ちを聞いてあげたんです。

 

「そうなんだね、そう思ってるんだね。

わかるよ、その気持ち。」

というように理解してあげるんです。

 

たとえその考え方が、
どれだけ自己中心的であっても、
関係ありません。

他人から見たら「甘えてる」と
言われるかもしれませんが、
関係ありません。

常識とずれていたとしても、
関係ありません。

 

それが「良いか悪いか」と、
ジャッジするのではなく、

ただ単に、自分を全面的に
理解するようにしました。

 

「あなた(自分)のことは、
すごく理解できるよ。」

と自分で自分に共感してあげる。

 

これがいわゆる「自己受容」だと、
私は考えています。

 

この「自己受容」ができると、次に

「じゃぁどうしようか?」

と、自分の気持ちに寄り添った
解決方法を考えていくことが
できるように少しずつなってきました。

 

こうやって、自分の弱い部分も含めて
自分の気持ちに素直に、
自分を全面的に受け入れます。

 

するとそこから本当の意味での、

「立ち直りたい」

「頑張りたい」

という気持ちが湧いてきます。

 

自分の弱さを受け入れ、許せるようになると、
他人の欠点にも寛容になれ、
人間関係もうまくいくようになってきました。

 

私がここ数年で劇的に回復できたのは、
こういう手順で自分自身について
考えてきたからです。

 

「劣等コンプレックス」も含めて、
自分をすべて受け入れることで、
前に進むことができるようになります。

 

よく考えてみてください。

学歴がよくなくても
成功している人はたくさんいます。

容姿が人より劣っていても、
結婚している人はたくさんいます。

 

それなのに、

「私は学歴が低いから成功できない」

「私は容姿が悪いから結婚できない」

と断定してしまうのはとてもまずいです。

 

「どうすれば私でも成功できるのか」

「どうすれば私でも結婚できるのか」

ということを一切考えなくなり、
自ら自分の可能性を閉ざしてしまいます。

 

あなたはこんな劣等コンプレックスに
おちいっていないでしょうか。

 

「引きこもりだから幸せになれない」

「うつ病だから幸せになれない」

そんなことは絶対にありません。

 

幸せになれるかどうかは、
すべて自分のこれからの
考え方と行動次第です。

 

「いや、でも私は○○だから・・・」

ついついこういう風に
「言い訳」をしていないかどうか、
考えてみてください。

 

もしそんな言い訳をして、
行動ができないでいるのであれば、

自分の中の奥底にある本心を
よく聞いて理解してあげてください。

全面的に自分を受け入れて、
そこから次の対策を考えてみてください。

 

この劣等コンプレックスについて、
「嫌われる勇気」にも、
いろいろな対処法が書いていますので、
興味ある方は読んでみてください。

 

お互い劣等感を上手に利用して、
よりよい人生を作っていきましょう!

ではまた!

アユム

 

 

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