こんにちは、アユムです。

今日は少し現実的なお話をしたいと思います。

 

ひきこもりから脱出したいと思った時、
これから先のことを想像すると、いろんな不安が出てくると思います。

中でも「仕事やお金」に関すること。

これはひきこもっている多くの人が、
避けて通れない問題でしょう。

 

「引きこりから脱出して何の仕事をすればいいのか?」

「そもそも自分なんて雇ってもらえるのか?」

「ひきこもりから脱出するためにも、
今この時点でお金が必要なんだけど・・・」

「将来的にどんな仕事で生計を立てていけば良いのか」

 

段階によって、考えることも違ってくると思いますが、
今日は、ひきこもりから脱出した直後の仕事について
自分の経験や考えをお話したいと思います。

 

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「仕事のより好みをしない」ことが大事

私の経験上、まず言えることとして、
ひきこもりから脱出した後の仕事については、
それほど心配は要りません。

なぜなら、選り好みさえしなければ、
仕事なんていくらでもあるからです。

 

・工場の軽作業
・倉庫の仕分け
・警備員
・清掃員
・看板持ち

などなど・・・

 

ポイントは「決してより好みをしない」ということです。

ひきこもりにとっては、仕事がもらえるだけでありがたいんですから。

 

派遣労働はひきこもりにとってありがたい制度

さらにありがたいことに、
今の時代、派遣労働という制度があります。

世間的には、正規雇用が減って、
バイトや派遣労働が増えてきていることに懸念もされていますが、
ひきこもりにとっては好都合です。

 

○1日単位で働けるので、辛ければすぐに別の職場に移れます。

○誰にでもできる軽作業、体の負担が少ない作業もあります。

○雇用期間が短いこともあって、同じ派遣の人同士の交流も少なく、
ひきこもりで長いブランクがある人には、人と接するストレスも最小限に抑えられます。

○派遣会社の面接も、事務的な細かい手続きはありますが、
過去の経歴についてあれこれ問われることはありません。

などなど、派遣のメリットはいろいろあります。

 

私がひきこもり脱出直後にした仕事

私自身も、長期ひきこもりから抜けた時は、
パン工場の作業や、倉庫の仕分けばかりやってました。

 

もともと人付き合いが苦手だったので、
ひきこもりから抜け出しても、人とはなるべく接したくありませんでした。

その点、私がはじめ行ってたパン工場はすごい気楽でした。

 

会話といえば、仕事の指示くらいで、
あとは黙々と単調な作業をするだけ。

昼休みも、一人で食べている人が多く、
自分だけ馴染めなくてつらい、などということは一切ありませんでした。

 

実際に行ったらわかりますが、派遣の職場って、
現場にもよりますが、自分と似たような人が結構いたりします。

ひきこもりだけでなく、リストラされた人やちょっと鬱っぽい人など、
なにか事情がありそうな人も多そうです。

そういう意味でも、
「自分だけじゃないんだ」という安心感もありました。

 

1日単位で働けるので、
最初は週1日、次は週2日、3日と、
自分のペースで少しずつ増やしていきました。

それと、嫌ならいつでもやめられるという気楽さがあったので
それも自分にとっては助かりました。

 

最初はまったく誰とも話しませんでしたが、少し慣れて余裕が出てきたら、
現場で近くの人に自分から声をかけてみたりもしました。

そして、それも慣れてきたら、
今度は少し交流のありそうな職場を選んでみたり。

 

すべて自分のペースで働く事ができたので
派遣は自分にとってすごく良かったと思っています。

 

ひきこもり中の不安は取り越し苦労です

今ひきこもっている人は、
脱出した後、働く場所について不安に思っていることも多いでしょう。

今日お話した、私の経験や提案も、
必ずしも100%うまくいくわけではありません。

でも、少なくとも、ひきこもっている時に予想していた不安に比べたら、
もう全然大したことないです。

実際に働き始めたときに、
あの時の不安は取り越し苦労だったとわかります。

そんなもんです。
不安な気持ちはよくわかりますが、意外と大丈夫なもんですよ。

ひとつの体験談として、
気に留めておいてもらえればと思います。

 

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