体力の無さを自覚しないと引きこもりを繰り返す

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引きこもりから脱出し、
完全に社会復帰するためには大きなエネルギーが必要です。

そのエネルギーの元となる体力は、
長く引きこもることで、相当落ちてしまいます。

ですので、復活するためには、
もう一度鍛えなおして体力をつけなければなりません。

 

ここでいう「体力」というのは、
身体的な体力だけでなく、心の体力も含まれます。

 

【身体的体力】

基礎体力や筋力、持久力など

【心の体力】

感情のコントロール、楽に生きられる考え方
成長志向のマインドセットなど

 

この2つの体力は、どちらも必要不可欠で、
ひきこもりから脱出した後も、
鍛え続けていかなければなりません。

 

とっても当たり前のようなことに思えるかもしれません。

「そんなことわかってるよ」と言われるかもしれません。

 

ただ、当たり前に見えるだけに、疎かにしてしまいがちです。

 

特に、引きこもりから脱出した後は、
自分の体力の無さを自覚しておかないと、
引きこもりを繰り返してしまう恐れがあります。

 

なんでこんな簡単な事をと思うかもしれませんが、
私は長い間このことが理解できていませんでした。

それも原因の1つで、
同じ失敗を何度となく繰り返してきました。

 

どんなプロセスで同じ失敗を繰り返してしまったのか。

今日は「体力の自覚」という面で、
具体的に昔の自分を振り返ってみます。

 

頑張りすぎて、また引きこもる

私がひきこもりを繰り返した頃、
引きこもりから外に出て復帰した直後は、
いつも頑張っていました。

引きこもりから出た直後に面接にを受けに行ったり
いきなりフルタイムでバイトしたり。

「頑張るぞ」という気持ちが強く、
積極的にいろいろと行動しました。

 

周りからは「ちょっと無理し過ぎじゃない」
と何度も言われましたが、
その時の自分は全然そう思っていませんでした。

「大丈夫大丈夫!」

 

でも、今振り返ると、やはり頑張りすぎていました。

 

引きこもり直後で、相当やる気になってるし、
アドレナリンが出ているような状態でした。

ひきこもっていた分の遅れを
早く取り返そうという気持ちもあったと思います。

自分ではまったく気づかなかったんですが、
心の奥底で、本当の自分はとっくに悲鳴を上げていたようです。

 

しばらくすると、
なんだかわかりませんが、疲れがたまってきます。

なんだかわかりませんが、だんだん体が思うように動かなくなってきます。

そのうち、人と話すことがきつくなり、
仕事に行くことにもストレスを感じ始めます。

そして、ある日そのストレスが頂点に達し、
突然すべてをシャットダウン。

またひきこもってしまいます。

 

そのときの自分の気持ちはいつもこうです。

「あーーー、やっぱり俺はダメだった。。。」

 

引きこもりを繰り返していた頃は、いつもこんな感じでした。

 

「自分はやっぱり社会に適応できないんだ」

と、引きこもるたびに、どんどん自己否定が強化されていきます。

そして引きこもる期間もどんどん長くなっていきました。

 

「自分がダメだから」と大きな誤解をしていました。

「何度も引きこもりを繰り返すのは自分がダメな人間だから」

そうずっと思っていましたが、
「実はそうではなかった」ということが、
だいぶ後になって、少しずつ分かるようになってきました。

 

なんども失敗したのは、
単に体力が不足していただけの話です。

体力がないのに、それ以上頑張るからガス欠になってしまうんです。

 

それまでひきこもっていて、
身体なんて全然動かしてなかったんだから体力なんてあるわけない。

長い間人と接していなかったから、
人と少し会うだけでもものすごいストレスがかかります。

心の体力もすっかり落ちているので、
すぐに余裕がなくなりテンパってしまいます。

 

問題はその時はそれが自分でわからないということ。

体力の自覚ができていないから、
鍛えることもすっかり忘れてしまっています。

 

それを「自分はやっぱりダメなんだ」

と勝手に誤解して、自分を責めてしまいます。

 

ダメじゃないんです。

単に体力がないだけの話です。

 

体力がないことを自覚して無理しすぎない

 

じゃぁどうすればいいのか。

 

簡単に言うと「無理しない」ことです。

 

引きこもりから外に出る時は、
身体の体力も、心の体力も落ちきっています。

引きこもりから脱出したことで
気持ち的には「さぁこれから頑張るぞ!」
という気持ちになると思います。

 

でも、自分の体力は、
相当弱っていることを自覚しなければなりません。

いきなり一般の人と同じように
動こうとしたって体力が持つわけがありません。

人間関係だって、
引きこもる前にできていたことがすぐにまたできるわけではありません。
最初はものすごいストレスを感じるはずです。

 

社会に適応しながらもあまり無理はせず、
同時に衰えた体力も鍛え続けていくことが大切です。

 

・引きこもりから復活してもなかなか思うように行かない。

・またすぐに引きこもりを繰り返してしまう

という人は一度考えてみてください。

 

「今の自分にどれだけ頑張れる体力があるのか」

「いつも無理しすぎてしまってるんじゃないか。」

 

社会に適応しようとすることばかりに意識がいって、
自分自身の体力を鍛えることが疎かになっていませんか?

 

単に体力がないからできない、続かないだけのことなのに、
「やっぱりダメだ」と自信を失ったり、
自分を否定しないようにしてください。

 

今現在ひきこもっている人にも、
これから社会復帰し、二度と引きこもりを繰り返さないためにも、
今日の内容を心にとめておいてもらえればと思います。

 

引きこもる期間が長ければ長いほど、
身体的な体力、心の体力、どちらも確実に落ちます。

引きこもりから外に出ても、すぐに体力は復活しません。

ですので、ひきこもっている間、
できるだけ2つの体力が落ちないよう気をつけてください。

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