こんにちは、アユムです。
昨日はひきこもりから脱出するための第一歩として
カーテンを開けて日光を浴びよう
という話をしました。
ひきこもっている期間が長ければ長いほど、
社会に完全復帰するまでクリアしていく障壁も多いでしょう。
だからといって
「自分はひきこもり期間がずいぶん長いから」
と、悲観したりあきらめたりはしないでください。
全然大丈夫です。
私自身、短期長期合わせて
10年近くひきこもりました。
その間に「ひきこもりから脱出」するという行動は、
何度もやっています。
ただ、脱出して頑張っても、
だんだんきつくなってきて、
ある日突然張り詰めていた糸が切れたように、
シャットダウンし、再びひきこもってしまう。
そういうことを繰り返していました。
そして繰り返すたびに、
どんどん自信を失っていき、
「もうダメだ」という絶望感に変わり、
ひきこもる期間が長くなっていきました。
その頃を振り返って感じるのは、
「ひきこもりから脱出」するのも大変ですが、
実はそれ以上に、
脱出してからも大変で、
本当の意味で立ち直るのは
簡単なことではないということです。
現に私は、最後にひきこもりから脱出して、
10年近くたっていますが、
これまでも、いろいろ苦しいことが多々あり、
何度も何度も、またひきこもりそうになりました。
脱出後も、もがいてもがいて、
今やっと本当の意味で立ち直れたと思うし、
もう二度とひきこもることはないと断言できるまでになりました。
「もう大丈夫だ」と、やっと思えるようになったので、
このブログを書いているというわけです。
こう書くと、
「10年ひきこもったら
完全に立ち直るのに
さらに10年かかるのか」
とも思われそうですが、
そういうわけではありません。
私のように、何度もひきこもりを繰り返したり、
脱出してから立ち直るまで長い時間かかるような
遠回りをしなくても、もっと楽に立ち直れます。
「どうすればもっと楽に立ち直れるのか」
何度も失敗を経験してきた中で、
自分なりの答えがやっと出たので
このブログでアウトプットしていきたいと思います。
20年くらい前の、苦しんでいる最中の自分に
今の私がその「もっと楽に立ち直る方法」を
上手に伝えることができたら、
おそらく立ち直りも相当早かったでしょう。
先日「ひきこもりから脱出すること」は
誰にでも可能とお話しましたが、
最終的に、本当の意味で「立ち直る」ことも
誰にでも可能だと思っています。
もちろんその方法は様々で、
私のブログ内容に関しても、
ひきこもっている人全員に
当てはまるわけではありません。
ですが、一部の人にはきっと役に立つと信じて
このブログをこれからコツコツやっていきます。
最後に、今日はひとつだけ、簡単にですが、
とても大事なことを書きます。
ひきこもりから早く脱出し、
そして少しでも早く社会に完全復帰するために、
絶対的に重要なことは、
「自分を許す」
ということです。
何度失敗しても、
自分を許すことができれば、
早く立ち直れるし、
すぐに前向きになれるし、
すぐに次の行動に移せます。
失敗は必ずします。
その失敗を自分自身でどう捉えるか、
「あ~やっぱり自分はダメだ」
と思ってくよくよ悩み続けるか、
「失敗したな~。原因は○○かも。
よし、OK。次は気をつけて頑張ろう」
と考えて、すぐ別の行動に移せるか。
どちらを選ぶかで、
その先の結果は雲泥の差があります。
これは、根本的に、
「自分を許せるかどうか」
が関係しています。
この「自分を許す」というテーマについては、
これから何度もいろいろな形で
書いていくつもりですが、
本当に重要なことなので、
少しだけも気に留めておいてください。
とにもかくにも、
「必ず立ち直れる」と信じて
行動していきましょう。