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こんにちは、アユムです。

 

引きこもってしまうと、行動範囲が狭くなると同時に、
自ずと視野も狭くなっていくように思います。

 

私の場合、引きこもっていた期間のほとんどは、
まさに視野がせまい状態で、

「今、目の前のことしか見えない」

「これから先の事が考えられない」

という感じでした。

 

もっと本音を言うと、正直、

「今、目の前のことしか見たくない」

「これから先の事を考えたくない」

という心境でした。

いずれにせよ視野が狭いです。

 

視野がせまいと、考え方や行動が
どうしても「場当たり的」になってしまい、
よろしくありません。

 

自分をいい方向に持っていくには、
もっと広い視点で物事を見る必要があります。

 

今、私がよく意識していることの1つは、

「俯瞰して考え行動する」ことです。

 

俯瞰(ふかん)とは、辞書で調べると、

「高い所から見下ろし眺めること」

 

ここから派生して、

「物事を少し距離をおいた所から全体を捉えること」

という意味で使っています。

 

簡単にいえば、

「広い視野を持ち、客観的に見る」

ということです。

 

俯瞰して考えることがなぜ重要か、

これはサッカーのテレビ中継で例えるとわかりやすいです。

 

サッカーの試合で、カメラが、
ボールを持っている選手だけをとらえている場合は、
当然その選手のプレーしか目に入りません。

これが視野が狭い場合です。

 

しかし、カメラがズームアウトして
グラウンド全体が見渡せる場合はどうでしょう。

 

ボールを持っている選手だけでなく、
目指すべきゴールが見えます。

 

味方チームの選手、相手チームの選手それぞれが
どこにいるかもわかります。

 

ゴールするためにはどうしたらいいか、
ボールを誰に、どう回していけばいいか考えることができます。

 

これが「俯瞰して考える」ということです。

 

俯瞰せず、自分や自分の周りだけしか見えていないと、
ゴールがどこにあるか分かりません。

なのでどうやってゴールすればいいかも考えられません。

 

つまり、効率よくゴールを目指すには、

「俯瞰して考える、行動する」ことが重要です。

 

俯瞰ができるようになると、

・物事を客観的に見ることができます。

・感情的にならず、冷静に判断ができます。

 

引きこもりから脱出するためにも、

俯瞰して考え、行動することが大切です。

 

目の前のことしか見えていないと、
行動がその時の感情に左右されてしまいます。

冷静に判断することができません。

「引きこもりから脱出したい」とは思っていても、
なかなか行動ができません。

 

「俯瞰して考え、行動する」

 

すぐにはできませんが、
少しでも意識しておくと引きこもり脱出に役立ちます。

 

また、引きこもりから脱出した後も、
仕事やプライベート、すべてにおいて役立ちます。

 

私自身、この「俯瞰すること」はもともと苦手で、
今は事あるごとに意識するようにしています。

 

今日はおおまかな内容ですが、

今後もブログやメルマガで、

「俯瞰」についてもっと掘り下げて書いていく予定です。

 

それではまた!

 

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