こんばんは、アユムです。

 

このブログで一貫して言っていますが、

ひきこもりから脱出するのに、
年齢は関係ありません。

 

たとえ、どれだけ高齢であろうと、

どれだけひきこもり期間が長かろうと、

たとえ今まで一度も社会に出たことがなかったとしても、

ひきこもりから脱出することは
誰にでも可能だと思っています。

 

昔の私もそうでしたが、

「今さらひきこもりから脱出するのは無理」

と思っている人は、なぜそう思うのでしょうか。

 

たとえば、以前の私が思っていたことは、

・もう歳を取り過ぎてるから

・長く引きこもりすぎたから

・人とのコミュニケーションが下手だから

・人と話すと緊張して自分を出せないから

・お金がないから

・人望がないから

・この歳でどこの会社も雇ってくれるはずないから

・仕事を探すにも何のスキルも持ってないから

・面接に行っても、ひきこもりの期間何をしていたか説明できないから

などなど・・・

 

これらは、すべて「ないものねだり」です。

自分に欠けているもの、不得意なもの、できないことを、
ただ並べていただけです。

 

言い換えると、

・もっと若ければ・・・

・もっと早くひきこもりから脱出していれば・・・

・人とのコミュニケーションが上手だったら・・・

・もっとお金があれば・・・

・自分に特技や仕事のスキルがあれば・・・

と思っていたわけです。

 

こう考えることは、
特に問題ないようにも見えますが、
実は問題ありありです。

 

年齢やコミュニケーション能力、
お金や仕事のスキル・・・

これらが劣っているから「ひきこもりから脱出できない」

 

「自分にないもの」「自分にできないこと」にフォーカスすると、
「思考が停止」します。

 

「若くないから」→「無理」

「口下手だから」→「無理」

「スキルがないから」→「無理」

と思い込んでいるので、

それ以上考えることなく「そこで終了」です。

 

そこに「じゃぁ、どうやったらできるか?」
を考える余地はありません。

 

無意識の中で、実は、

はじめから「できない、無理」という前提があり、

「できない理由」を並べているだけかもしれません。

つまり「都合のいい言い訳」になってしまっているのです。

 

当然そのような考え方だと、自分にないものを嘆いてばかりで、
ひきこもりから脱出する方法もなかなか見つからないでしょう。

次第にズルズルと長引き、
結果的に不幸な人生になってしまう危険があります。

 

一方で、同じように悪い条件、悲惨な境遇の人でも、
そこから大成功を収める人もいます。

 

そういう人たちは何が違うのでしょう。

 

私が思うに、その人達は、
「自分にないもの」にフォーカスするのではなく、
「自分が持っているもの」にフォーカスして生きているからです。

 

「できない」→「じゃぁどうするか?」

と、頭を振り絞って考えます。

 

たとえば、「お金がない」なら、

「だからできない」とは決して考えず、

「じゃぁどうすればいいか?」と考えます。

 

「お金がない」

→「じゃぁどうする?」

→「お金がなくてもできる方法はないか?」

→「お金をどこからから調達する方法はないか?」

→「今自分でお金を稼ぐ方法はないか?」

→「お金がなくてもできた人はいないか?」

→「それに関してアイデアを貰えそうな場所や人はいないか?」

などなど・・・

考えればいろいろ出てきます。

 

ひきこもりから脱出するには「歳を取りすぎている」

→「じゃぁどうすればいいか?」

→「歳をとってもできる方法はないか?」

→「高齢でひきこもりから脱出した人はどのようにしたのか?」

→「高齢でも脱出をサポートしてくれる場所はないか?」

→「同じように高齢でひきこもっている人と情報交換してみようか?」

→「親に相談してみようか?」

などなど・・・

 

「できない」と結論づけてしまうと、そこで終わってしまいますが、
「できない」と決して言わず「じゃぁどうするか?」
と何度も何度も自分に問いかけてみてください。

 

そこではじめて「自分の頭で考える」という作業が伴います。

頭を振り絞って考えてみると、いろんなことが思い浮かんできて、
その後の行動もまったく変わってきます。

 

ここでのポイントは、

「自分にないもの」「できないこと」にフォーカスするのではなく、
「自分が持っているもの」「できること」にフォーカスするということです。

 

【自分が持っているもの】

・いつでも動ける身体

・頭で考える事

・時間

・一人になれる部屋

・パソコン、インターネット

・ひきこもっていても生活できる環境

・ひきこもりをサポートしてくれている親など

などなど・・・

 

あって当たり前のように思うものでも、
実は、とても役立つもので、そしてとてもありがたいものです。

これらのリソースを総動員すれば、
やれることはいくらでもあります。

 

「自分にないもの」ではなく、
「自分に持っているもの」をありったけ使って考えてみてください。

 

「五体不満足」で有名な乙武洋匡さんが、
なぜあれほどまでに成功しているのか

「自分にないもの」にフォーカスをせず、
「自分が持っているもの」をフル活用しているからです。

 

他にも身体に不自由があるのに
大成功している人はたくさんいます。

みなさん、「自分にないもの」ではなく、
「自分が持っているもの」「自分ができること」
を意識して行動した結果です。

 

「ないものねだり」で嘆いてばかりで不幸な人生を送るのか、

「自分が持っているもの」で「どうすればできるか?」
を考えて行動し、自分で人生を切り開いていくか?

まさに、考え方ひとつで人生変わります。

 

たとえ今高齢だろうと、
ひきこもり期間が長かろうと、
今まで働いたことがなかろうと、
どんな状況であろうと同じです。

 

「じゃぁどうすればいいか?」を考えて考えて、
今自分にできることをどんどんやってみてはどうでしょうか。

 

私自身そうですが、高齢のひきこもりにとって、

「若い人よりも人生の残り時間は短い」

というのは、避けようのない事実です。

 

だからこそ、悲観している時間がもったいないです。

できるだけ自分が幸せになるために時間を使っていきましょう!

 

(余談)

今日のタイトル、思いついた時なかなかいいなと自賛してたんですが、
検索してみたら、すでにたくさんありました(笑)

なんと、あのふなっしーまで言ってるしwww

だから今回(ひきこもりVer.)と加えたなっしー!

。。。ホントの余談でした。。。。

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