プラス思考

 

こんにちは、アユムです。

2016年が明けて初めてのブログ投稿になります。

今年もよろしくお願いいたします。

 

さて今日は、

「プラス思考に自分を変えていく」

ことについて役立つ情報を得たのでシェアします。

 

 

「プラス思考」

「ポジティブに考える」

 

これらの言葉は、巷にあふれていますが、

実際、無理やりプラス思考にしてみても、

なかなか思うようにいきません。

 

マイナス思考の自分に対して、

「それじゃダメだ!プラスに考えろ!」

と自己否定しながら言い聞かせようとする。

 

自己否定している限り、

プラス思考を受け入れるのは難しい。

そんな気もします。

 

ですが最近、

「これなら自己否定せず受け入れられそう」

という方法を学びました。

 

「スケーリング・クエスチョン」

 

コーチングやセラピーの世界では

結構有名な方法みたいで

ご存知の方もいるかもしれません。

 

スケーリング・クエスチョンを簡単に説明すると、

 

【1】今の状態を10点満点で何点かを自分に問いかける。

【2】たとえば、今の状態が「3点」だとしたら、
   その3点が何なのかを徹底的に考える。

【3】次にそこから1点上げて4点にするためには
   どうすればいいかを考える。

 

という手法です。

 

一般的には、今の状態が3点なら、

足りない7点を補うためにどうすればいいか考えます。

 

ただ、マイナスの部分に焦点を当てると、

不安になったり苦しくなります。

特に引きこもってる場合は、

現状の点数が低いと思うのでなおさらです。

 

このスケーリング・クエスチョンでは、

足りない「7点」ではなく、

すでにできている「3点」に焦点を当てます。

 

「なぜ3点あるのか?」

徹底的に考えるんです。

 

「引きこもりから脱出しようとしている」

「たまにコンビニに行くため外出している」

「親に感謝の気持ちを持っている」

「朝はちゃんと起きるようにしている」

「食べ過ぎないように気をつけている」

「たまに室内で運動している」

「仕事を探そうと情報を集めている」

などなど・・・

 

できている部分をリストアップすることで、

「いくらかでも自分にもできていることがある」

と「自分を認める」ことから始められます。

 

「いくらかでもできている自分」を認めた上で、

「では、あと1点上げて4点にするにはどうすればいいか」

考えるんです。

 

残り7点のことではなく、とりあえず次のステップ、

「あと1点上げる」ことを考えます。

 

このスケーリング・クエスチョンをすることで、

マイナスの部分に焦点を当てるよりも、

気持ちにゆとりができ、次の行動に取り組みやすくなります。

 

これもプラス思考の1つだと思いますが、

だからといってマイナスの部分を否定している

わけではありません。

 

プラスの面に焦点を当ててそこに集中するだけです。

やり方も明快なので取り組みやすいですね。

 

(1)現状は10点満点中何点?

(2)今すでにある点数は何ができているからか?

(3)あと1点上げるにはどうしたらいいか?

 

これだけです。

 

もしも、

「現状は10点満点中マイナス5点なんですが・・・」

という場合は、

「マイナス10点ではなく、マイナス5点なのは

なぜだろう?

マイナス10点より5点多いのは何ができているから?」

と問いかけてみてください。

 

このスケーリング・クエスチョン、

様々な問題解決に応用できそうです。

 

仕事でも人間関係でも、問題があれば、

 

「現状は何点か?」

「なぜその点数があるのか?」

「1点増やすにはどうすればいいか?」

 

というアプローチで考えてみましょう。

 

無理なくプラス思考に変えていくための、

効果的な1つの方法ですので参考にしてみてください。

 

それではまた!

 

【参考】
スケーリング・クエスチョンについて
以下の記事もわかりやすいです。
http://pfs.seesaa.net/article/23299934.html
http://fpxcc.jp/mdm/archives/642

 

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