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「悩み」って誰しも持ってますが、
それにどう向き合うかによって、
大きな差があるように思います。

 

突然ですが、
あなたの「悩み」について
少し質問させてください。

 

~~「悩み」に関する質問~~

 

・あなたは今何かに悩んでいますか?

 

・その悩みはなんですか?

 

・どのくらいの期間悩み続けていますか?

 

・それはただ悩み続けることによって、
 何か改善したりいい方向に向かっていますか?

 

・その悩み自体はあなたが何か行動を起こすことで
 直接改善できるものですか?

 

・直接改善できなければ、間接的にでも悩みを解消できるかもしれない、
 「今のあなたが行動できること」って何がありますか?

 

・その行動をあなたは実践していますか?

 

・「ただ悩んでいる時間」と「悩みを解消するための行動」の
 どちらに多く時間を使っていますか?

 

~~ここまで~~

 

最近自分が悩んできたことを振り返って、
あらためて気づいたことがあります。

 

悩むときって、

「自分では変えられないもの」
「自分での力ではどうにもならないもの」

に限って、いつまでも長い時間悩み続けてきた気がするんです。

 

同時に「その悩みを解消できそうな行動」については、
ほとんどやっていない。

 

当たり前ですが「悩むだけ」で、
その悩みが解決することも、
いい方向に向かうことも絶対にありえません。

「悩むだけ」の時間が長くなると、
むしろ余計に落ち込むことが多くなります。

 

以前、「他人と過去は変えられない」
と言う記事を書きました。

 

考えてみると「変えられないもの」って
「他人」と「過去」以外にもいろいろありますよね。

 

「変えられないもの」

→自分だけの力ではどうにもならないもの

 

・他人
・過去
・生まれ育った環境(国、家族関係、経済状況)
・身体的なハンディキャップ
・自分の性格(考え方は変えられても、元々の性格を変えることはなかなか難しいです)

などなど・・・

 

「自分で変えられないもの」を悩んだり不安に思ったりし続けることは、
時間の無駄だし、悩む分エネルギーを消耗してしまって疲れてしまうだけ。

何一ついいことなんてありません。

「変えられないもの」は受け入れるしかありません。

不可抗力の部分は受け入れるしかない。

 

一方、「変えられるもの」って何でしょう?

 

「変えられるもの」

→自分だけの力で変えられるもの、こと

 

・自分の考え方
・自分の行動
・将来の自分を想像

などなど・・・

 

これらは自分だけの力で変えられるものなので、
積極的に改善行動していきましょう。

 

私が今考えている、
効果的な「悩みに対しての向き合い方」
は以下のような感じです。

 

(1)「自分で変えられるもの」「自分で変えられないもの」をしっかり区別する。

(2)「自分で変えられないもの」については悩みすぎないように気をつける

(3)「自分で変えられるもの」については自己責任でどんどん行動する。

 

このことを意識して行動していけば、
少しずつでも必ず良い方向に向かっていくはずです。

 

たとえば、仕事についての悩みで考えてみましょう。

 

「引きこもりから脱出して仕事がしたいけど・・・」

「自分でもできる仕事が見つかるのか」

「実際自分にできるか不安、怖い」

などの悩みがあるとします。

 

これをもっと細かく、具体的な事柄で考えてみると、

「正社員になりたくても雇ってくれる会社なんてない」

「年齢制限に引っかかってしまう」

「面接で引きこもり期間のことを説明できない」

「履歴書が書けない」

「面接官に怪しまれそうで不安」

などなど・・・

 

このようなことで、
私も悩んだことがありました。

 

でも、このことをどれだけ不安に思ったって、
どれだけ悩んで考えたって解決することはありません。

これらはすべて相手(会社)次第なので、
自分が悩んだところで仕方ないんです。

 

「自分が面接官だったらたしかに怪しむよな」

とか、

「そういう社会だから仕方ないよな」

って割り切って受け入れるしかありません。

 

でも、だからといって嘆き悲しむ必要もありません。

大事なのはここからです。

 

いちばん重要で、一番考えなきゃいけないことは、

 

「じゃぁどうするか?」

「じゃぁ今の自分にできることは何か?」

 

って、いろいろ考えて、
そして、それを実践していくことです。

 

「他の経路で正社員で働ける道はないかな」

「正社員でなく派遣社員で探してみよう」

「年齢少し越えてるけど、お願いできないか電話で直接聞いてみよう」

「年齢不問の職場を探そう」

「履歴書が不要のところはないか探してみよう」

「引きこもりやうつ病に理解があって受け入れてくれる会社はないだろうか」

「会社に就職せず自営業で何かできないかな」

などなど・・・

 

なかなか難しいことかもしれませんが、
少なくとも「自分次第で行動できること」には違いありません。

 

「これをやってみよう」

→「●●だからダメだった」

→「だったらこれをやってみよう」

→「△△ダメだった」

→「じゃぁこういう方法はどうだろう」

 

という風に考えていけば、
「今の自分にやれること」って、
実はいくらでもあるんです。

 

エジソンなんて、
これを5000回以上も繰り返したんですから(笑)

考えれば絶対に何か出てくるんです。

 

悩んでたり、うつ状態の時は、
極端に視野が狭くなっていて、

「自分にできることなんてもう何もない」

悲観的になりがちです。

 

でも、本当はそうではない、

「考えれば方法はいくらでもある」

ということを、私たちは冷静な時にこそ、
理解しておくべきだと思います。

 

「自分に変えられないもの」を、
悩み続けたって何も生まれてきませんが、

 

「自分に変えられること」を行動するのは、
たとえ何度失敗しても、やればやるほど、
自分の身になります。

経験として残るので、
必ずこの先活かすことができます。

 

「自分で変えられないもの」に悩み続けるより、

「自分で変えられるもの」だけに集中することを意識していきましょう。

 

ここで、もう一度自分に問いかけてみてください。

 

あなたが今悩んでいること、不安に思っていることは、
その事自体は「自分で変えられるもの」ですか?

 

「自分ではどうにも変えられない」ものだったら
そのことを悩み続けるのはもうやめましょう。

「変えられないもの」はどうしようもない。
受け入れるしかありません。

 

その上で「自分に今できることは何か?」
考えてみましょう。

 

「自分で変えられることは何か?」

「どう考えれればいいのか?」

「どうこうどうすればいいのか?」

 

ここに集中して時間をかけて考えてみてください。

そして思い立ったら積極的に行動してください。

 

変えられないものを悩み続けるよりも、
「変えられるもの」を実践していく方がはるかに生産的です。

 

もちろん頭ではわかっていても
すぐにはできないと思いますし、
やっぱり悩む時はとことん悩んでしまうでしょう。

 

でも、上のことを理解して、
冷静なときに繰り返し思い出し、
意識することで、必ず気づく時が来ます。

 

「あ・・・今この悩みって考えたって無駄なだけだな。。。」
「今の不安を解消するために自分にできることってなんだろう?」

 

毎回この事を意識できるようになれば、
無駄に悩むことが激減するし、
悩んで疲れ果てることもなくなります。

ほとんどすべての悩みに当てはめられるでしょう。

 

このことを普段から意識しているかしていないかは、
ものすごく大きな差だと思います。

 

私自身、今までこのことを何度も自分に刷り込んできて、
今は悩んでいるときも気づくやすくなりました。

おかげで無駄に悩む時間は本当に少なくなりました。

 

新しいことでも特別なことでもなんでもありませんが、
自分の頭でちゃんと理解して、意識することはすごく重要です。

この考え方が習慣になるまで、
継続して意識していきましょう。

 

ではまた!

アユム

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